第一印象は良い方が良いですよね。
ですが、私は人生経験上、第一印象が「良すぎる」と感じた場合は、警戒するようにしています。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
過ぎたるは猶及ばざるが如しとは、度が過ぎることは、足りないことと同じくらい良くないということ。
故事ことわざ辞典
…とはよく言ったもので、「良すぎる」と感じた人は、よくよく付き合っていくと実は良い人じゃなかった(むしろ悪い人)パターンがとても多かったのです。
もちろん、全員がそうだったわけではないですが、かなりの確率で第一印象が「良すぎる」人は、後々良い人ではなかったと感じました。
第一印象が良すぎる人は
第一印象が不自然に良すぎる人は、大したことない(むしろ粗悪な)中身をごまかすために、第一印象をメッキで覆って本性を隠しているのかもしれません。
彼・彼女らは、本性を隠すために、金メッキでピカピカに取り繕っていますが、中身は銀どころか、銅ですらないことも…。
付き合っていくうちに、そのメッキが剥がれていくことが多いので、第一印象が良すぎる人への警戒を忘れずに、観察して用心しましょう。
私が経験した 第一印象詐欺
私が経験した、警戒すべき第一印象が良すぎる人のエピソードをいくつかシェアさせてください。
この記事では、私が出会った「第一印象が良すぎたが、実際は良くなかった事例」を少しご紹介します。
事例1 友達になろうよ キラキラ女子
まずは、私がまだピッチピチほやほやの、中学校入学時のエピソードです。
私の通った中学校は、複数の小学校の出身者が集まってできる巨大中学校でした。
そんなわけで、知らない小学校出身のはじめましてな人がたくさんいるわけです。
新しい友達できるかな。
期待と不安の中学一年生の入学式。
友達になろうよ!
同じ係になろっ!
キラキラといい感じに近づいて来た、他の小学校出身の女の子がいました。
うん、同じ係やろう。
よろしくね!
気さくに話しかけてくれて、親切で、めっちゃ良い子と思いきや…。
同じ係になった途端、豹変!
面倒な仕事を私に押しつけてきたり、どうでもいいことで言いがかりをつけてこられたりしました。
朝自習の係だったのですが、時間になったら朝自習のプリントを配り、回収するというシンプルな係です。
時間より30秒〜1分?ほんの少し早く朝自習のプリントを配り始めたら…
プリントは時間になったら配るんですけど!
1分早いじゃない!!!
…と、急にガチギレされました。
教室の時計なんて、1分くらい誤差あるよね?それくらい仕方なくない?
むかつきましたが、ぐっとこらえました。
プリントの回収時刻はしっかり時計を見て、回収時間通りピッタリの時間になってからしようとしたら
回収し始めるのが遅い!
ちゃんと仕事してよね!!!
…と、これまたガチギレされちゃいました。
1分早いと怒ってきたのに、今度は時間ピッタリだと遅いと言ってきたのです。
もうわけわからん。
朝自習って、そんなに秒単位で時間厳守する特殊訓練だったっけ??
(※違います↑)
同じ教室の、同じ時計を見て行動してるのになんで?
不幸中の幸い、その子と同じ係は1学期だけで終了し、2学期には違う係になれたので、助かりました。
別の係になったら、なぜかまたキラキラモードで接されるようになりましたが、本性を知っているので適当に受け流してやり過ごした記憶が。
おはよ〜✨
もう本性知ってますけど…
思えば、このことが第一印象が良すぎる人に警戒するきっかけだったかもしれません。
友達って、いつの間にか自然になっているものですよね。
無理して作るものじゃない。
友達になろうって言いながら、やたらキラキラして親切に近づいてくる人って、裏があるというか…。
もうちょっと警戒してもよかったかも。
事例2 なんでも言ってくださいと言う人
お次の第一印象が良すぎる警戒すべき人物は、「なんでも言ってください」と言う人です。
なんでも言ってくださいね✨
これ、自分の中では結構トラウマ級です。
社会人になってから、仕事などで関わった人で何人かいたのが、初対面でもいい感じに「なんでも言ってください」と言う人。
こう言われたら、一見優しそうだし良い印象を持ちますよね。
一体どこに問題が?
ところがどっこい。
いざ、「なんでも言ってください」と言う人間に、相談なり仕事の報告・意見なりをすると、これまた豹変する人が多かった…。
めんどくさそうにされたり、はいはいと返事だけして取り合ってもらえなかったり、否定されて終わったり…。
ひどいときには、怒鳴られたり嫌がらせをされたりしたこともありました。
はいはい。分かりましたよ。
(めんどくせえなぁ…。)
「なんでも言ってください」という人は、良い顔をしたいだけで、いざ言えば何もしてくれないし、むしろマイナスになることが多かったです。
言わない方がマシだった…。
ただし、「私にできることなら、なんでも言ってね」とか「やってみてできなかったら、なんでも聞いてね」とか、限定的に言ってくれる人の方が信頼できる人が多かった気がします。
ぼんやりふわっと「なんでも言ってください」と言う人は、無責任な人が多いんですね。多分。
「本当になんでも言ってきやがった」とさえ、思っているのかもしれません。
社交辞令だろうが!
本当に言ってくるんじゃねえよ!
なので私は、「なんでも言ってください」と初対面の人に言われたら、少し警戒するようにしています。
職場のよき先輩にも、「なんでも言ってくださいって、すぐに言う人を簡単に信じたらだめよ。言葉だけだから。言葉ではなんとでも言えるの。これからは、もう少しその人の行動や態度をよく見て判断しないとね。」とアドバイスをいただきました。
耳障りのよい言葉や第一印象にだまされないように、気をつけようと思ったエピソードでした。
まとめ
今回は、私の人生経験から、第一印象が「良すぎる」と感じた人には、警戒してみましょうというお話でした。
(※中には本当に良い人もいると思います。)
若いときは、みせかけだけの偽装された良い人を見抜けなくて、後々苦労したことも。
言葉だけの人にだまされないで、行動や態度などもしっかり見て、人付き合いしていこうと思っています。
人間関係に悩みすぎないで、自分と合う人だけと付き合っていきたいものですね。
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